事故1日目
某大手製油所にてタンクローリーへ燃料油積込作業時に事故
オレの仕事は某大手ガソリンスタンドマークのタンクローリーの運転手。製油所で燃料油(ガソリン•軽油•灯油)を積込んでガソリンスタンドへ配達する仕事をしている。
この大手製油所の設備が問題で、以前から積込用の大きな鉄のパイプが勢よく一人でに動き出して人にぶち当たる事故が頻発しているのに、製油所側は危険を無視して一向に対策をしない。そんな、いい加減な安全管理しかされていない施設の中で、オレはこの勝手に動き出す鉄のアームに巻き込まれ、この鉄のアームについているフックが右目に刺さり眼球破裂というとんでもない労災事故を被災した。(昼の13時頃)
右眼球破裂の労災事故発生
「右目ヤバイ。マジでヤバイ。右目取れたんじゃ無いか?」という衝撃が右目にあった。
経験した事のない右目への衝撃と違和感と痛みでその場にうずくまっている俺を見て、隣にいた同業他社の運転手が駆けつけて製油所の係員に連絡してくれた。(感謝)すぐに製油所の係員が駆けつけてくれて、救急車が入って来れるところまで搬送してくれ、暫くして救急車が来てすぐに搬送。製油所から1番近くのヘリポートのある消防署へ搬送。そこにドクターヘリが来た。ドクターヘリのドクターが見た瞬間に眼球破裂と診断。「急げば視力が戻るかもしれないから急いで大病院に搬送するよ!」と励ましてもらった。そしてドクターヘリでたったの5分でオレがお世話になる大病院に到着した。
ドクターヘリで大学病院へ
CT検査、エコー検査、その他色々な検査をした結果を、眼球破裂した目の状態を説明してもらった。
- 前提として元の視力には戻らない事。
- 重症の眼球破裂である事。虹彩断裂 水晶体脱臼
- 眼球が感染症にかかると眼球摘出手術をしなくてはいけなくなる事。
- 傷を縫合して感染症のリスクを最大限下げる事が今できる最大の治療。
- 感染症にかからずに、縫合した部分が完全にくっついた時に二次手術に取り掛かるという事。
オレはこの時、視力が少しでも回復する可能性がある事に感謝し祈った。
そして眼球破裂の手術へ
検査結果を元にどのような手術方法があるのか?を先生方が検討してからの手術という事で、まだしばらく時間がかかるという事で、手術の段取りがつくまで病室で待った。17時過ぎには18時30分より手術をする事が決定し、オレはベッドで手術台へと運ばれた。
手術室に入り、あれやこれやと体につけているうちに気づくと全身麻酔によって意識は無くなった。
全身麻酔から意識が戻った時、手術を執刀してくださった先生が「2週間安静にしてもう一度手術。そこから2週間入院。がんばろう!」と声をかけてくれた。
この時の先生の言葉で、まだ視力回復の可能性の目はまだ消えていないという希望が芽生えた。
全身麻酔から意識が戻ってから、意識朦朧しながら激動の初日を終えた。