柴犬ハック

「柴犬は飼ってはいけない理由6」について柴犬と反論してみた!

柴犬は飼ってはいけない?

無理やり柴犬がダメな理由にこじつけてる気がする

柴犬のブログを書くようになってから柴犬のことをインターネットで検索する事が多くなってきた。そのせいもあってか、よく目にするのが「柴犬は飼ってはいけない!」「「柴犬を飼って後悔!」「柴犬を手放したい!」なんてタイトルのブログ記事をよく見かける。それらの記事の柴犬を飼ってはいけないという理由を読んでみると、飼ってはいけないと言うよりも、柴犬の身体的・性格的・気質的な特徴をそのまんま飼ってはいけない理由にしているだけの内容ばかり。わからなくもないが、若干こじつけ感があるのは否めない。

「柴犬は飼ってはいけない」記事が増えた背景

「柴犬は飼ってはいけない」という記事が増えているのは、動物愛護センターでの柴犬の引き取り件数が非常に多いと言う現状が背景にあるからなんだ。柴犬を捨てる人が増えていく現状をなんとかしたい!という心優しい人が書いている記事しかない。オレも、捨てられる犬を減らしたいと思う。

ただ、柴犬以外を飼ったとしたら、犬を捨てたり、センターに持ち込む人が減るとは思えない。きっと柴犬以外を飼ったとしても同じ結末を辿るとオレは思う。

あと、柴犬がセンターに持ち込まれる犬種で多いのは、日本で飼育されている犬種としても多いからなんだと思う。母数が多い犬種なのでセンターへ持ち込まれる頭数が多くなると考える方が自然な気がする。

なので、「柴犬を飼ってはいけない」ではなく、「犬を飼ってはいけない」が本当だと思う。

オレも、安易に犬を飼い始めて簡単に捨ててしまう状況の改善に協力できるような記事を書きたいと思って、うちの柴犬たちに相談したら、

「飼主さん、ちょっと待て!。僕、めっちゃ言いたい事あるぞ!」と言うので、柴犬の主張を記事にしてみた。

ただ、言いておくが、オレは柴犬を飼って後悔した人の気持ちや、こんなはずじゃなかったのに!と言う人たちの気持ちががすごくわかる方の人間。だと言う事だけは強調しておきたい。

「柴犬を飼ってはいけない理由6」の柴犬の反論

元記事の「みっちー870」さんは、犬(特に柴犬)が捨てられていく現状を何とかしたくてこの記事を書かれている心優しき柴犬の飼主です。

  • 本記事では、「柴犬を飼ってはいけない理由」として挙げられている6つの点を引用し、そこに柴犬視点で反論していきます。
  • 6つの大変なところを共感する人は苦労するだけだから犬(特に柴犬)を飼わないでと言う趣旨です。
  • 「柴犬を飼ってはいけない理由6!飼ってわかる大変さとは」(Amebaブログ/みっちー870さん)
  • 引用元:柴犬を飼ってはいけない理由6!飼ってわかる大変さとは(みっちー870さん)

柴犬の大変なところ

      1. 柴犬は猟犬なので毎日しっかり散歩をしないとストレスが溜まってしまう
      2. とにかく抜け毛がすごい
      3. 番犬向きというのは吠えること 
      4. 頑固  
      5. 主人に忠実ということは、人になつきにくい(フレンドリーは犬ではない)
      6. 神経質 

柴犬からの詳細な反論

      1. 柴犬に限らず、現在飼育されているほとんどが使役犬。犬にとって散歩は大事なもの。特に柴犬の僕たちはトイレが外派が多いから、散歩をサボられるとおトイレができなくて、運動不足とのダブルパンチでストレス爆発だよ💢
      2. 僕たち柴犬が特別抜け毛が多いわけじゃない💢ダブルコートの犬は僕たちと同じくらい抜けるんだよ!僕たちは体が小さい分まだマシなくらいなんだ!
      3. 僕たち柴犬は番犬向きの犬として誇りを持って活躍していた。僕たちが番犬として任されていたのは、必要な時にだけ吠えるから。むやみやたらに吠え続けるわけじゃないから日本人に信頼されていたんだ。ストレスや気の小ささからくるただの「無駄吠え」と、縄文時代から人の役に立ってきた「番犬としての吠える能力」を一緒にしないで欲しい!
      4. 確かに僕たち柴犬は頑固。したくない事はしたくない。食べたくないものは食べない。嫌なものは嫌。人間の価値基準とは違う!!僕からすれば人間の方がよっぽど頑固だと思う。
      5. 僕たちは主人に忠実。家族も大切。家族との精神的な距離感が近い人とは仲良くできるけね。僕の仕事は家族を守る事だからね!
      6. 僕たちは神経質って言われるけど、無神経よりはマシだと思ってる。僕の目と鼻が届く範囲の環境が穏やかなら僕も神経質になったりしないんだよ。家族が感情的だったり、知らない人が僕のテリトリーうろついていたりすると神経がピリピリし出しちゃうんだ。

柴犬によるまとめ

僕たちは人間に選ばれて家族になるんだ。僕たちは人間の生活に可能な限り合わせながら生きてきた。そんな僕たちに聞こえるような声で柴犬は飼ってはいけないって、そんなの「犬を辞めろ!」って言われているのと同じように聞こえるよ!自分の事しか考えてない人間を飼主なんて認めないし、そんな人間に従いたくもない。散歩もしない、神経質で頑固で、知らない人にヘラヘラして、自己中心的な人間なんて僕は嫌いだよ!勝手に連れてこられて、存在を否定されて、反吐が出るのは僕たちの方だよ!そんな人間に飼われたくないよ!

と我が家の柴犬が憤慨していました!

既に柴犬を飼ってストレスを感じたり苦労をしている飼主は勘違いするな

柴犬は飼ってはいけない理由を目にして、自分が悪いわけではなくて、柴犬が悪かったんだと胸を撫で下ろす人がたくさんいるのかもしれない。

どの記事も、柴犬が悪いなんて書いてない。柴犬の和犬特有の性格・気質を知らずに柴犬を飼い始め、無責任に柴犬を捨てる事態を避けたいと書いているんだ。それは、無責任な人間のせいで、罪も無いかわいそうな柴犬が増えてしまうから、柴犬は飼ってはいけないと言っている事を理解して欲しい。

完全に飼主の責任なのに柴犬に責任転嫁をして、柴犬が悪いんだと魔法の言葉で犬を捨てることの罪悪感を軽くする事はしてはいけない。そんな趣旨で記事を書いている人はいない。

柴犬を飼わなければよかったなんて思っている人は、改めて柴犬には一切責任が無い。あるはずもない。という点を再確認して欲しい。

どうしようもない時は愛護動物センターへ相談を

とは言っても、本気で悩み苦しんでいる飼主がいると思う。そう言った飼主はまず無料で相談のできる地域の愛護動物センターへ相談して欲しい。お金があるのであれば、ドッグトレーナーや訓練士に相談して欲しい。自分ではどうしようもない時に相談する場所はたくさんあるから、まずは相談をして欲しい。

逆説的に「こんな犬は飼っていい理由6」を作ってみた

犬を捨てる人の考え方がもはやまともとは言えないのが、愛犬家ならばわかると思う。犬ではない何かを求めて犬を飼ってしまっていたんだろうな。

      1. 散歩をしなくても大丈夫な犬
      2. 抜け毛がない犬
      3. 吠えないように声帯を切った犬
      4. 人間の言う事に全て従う犬
      5. 誰にでも懐いて誰も主人と思わない犬
      6. 無神経な犬

Amebaブログ/みっちー870さんの「柴犬は飼ってはいけない理由6」の内容を元に、逆説的に考えて作った「こんな犬は飼っていい理由6」。

「柴犬は飼ってはいけない理由6」に深く共感して、確かに柴犬を飼わない方がいいな!と思った人は多いと思う。そう言った人たちに、どんな犬だったら飼ってもいいのか?という部分をもう一歩突き詰めて考えて欲しい。

飼ってはいけない理由を逆説的に考えると、もはやそれは「犬」なのか?と言うレベル。真剣にこんな犬が飼いたいんだよね!なんて言っている人がいたら、おれは絶対に友達になれないし、距離を置く。

犬の飼い方で悩む事は当たり前のこと。問題にぶち当たったらまずはプロに相談してみよう

犬を動物愛護センターへ持っていくという行為は最終最後の選択としてありうる。人間生きてればどうしようもなくなる時もある。追い込まれ、身軽になりたくなってしまう時もある。ただ、そうなる手前にいくつも段階がある事を知っていて欲しい。

      1. 愛護センターへ相談。手放さずに済む方法を一緒に探してくれる自治体が多い。
      2. しつけや問題行動が原因なら、ドッグトレーナーや訓練士に相談依頼をして解決策を探す。
      3. それ以外の問題の時は譲渡を支援してくれる団体に相談をする。

心優しいが故に苦しむ人がほとんどだと思う。そう言った人が苦しむ姿を見たくはないし、そういった心優しい人は、犬を見捨ててしまった事を一生後悔してしまうと思う。

ただ、何とも思わず犬を捨てる人間は地獄に堕ちろ!とオレは本気で思っているとても怖い人間なんだ(マジで)。

白柴と赤柴の日常

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