BENのつぶやき

毎日の愛犬との散歩は大変!だけど振り返ると何故か「笑える思い出」な理由!

 

愛犬家なら朝晩必ず毎日、愛犬と散歩していると思う。

大切な愛犬の散歩だとはいえ、時には眠い目をこすって必死に起きたり、時にめんどくさかったり、時に急な雨に振られたり、時にうんちをなかなかしてくれずにいつまでも帰れなかったり。楽しいことばかりでは無く、めんどくさい事や大変な事、嫌なこともあると思う。

それでも愛犬のために年中無休で散歩をし続ける愛犬家達を、オレは尊敬する。ちなみにオレもその一員。

オレの犬の散歩歴は相当長い。リードが手から離れた瞬間に脱走されたこともある。うんこを拾おうとして犬が急に動くもんだからうんこが手についたこともある。犬が犬や猫と喧嘩をしてパニクったこともある。出勤前の散歩で犬が臭い汁を体にねたくったせいでタイムアタックのようにシャンプーをしたこともある。その瞬間は本当に犬の散歩が嫌になった瞬間なのに、振り返ると笑えてきて散歩って楽しいなって思えてしまう。なぜなら、どの場面でも愛犬の申し訳なさそうな顔や、やってやったぜ的な顔や、楽しそうな顔が同時に思い出されるから。

「どんな状況でも楽しかったな!」と思える散歩の流儀を愛犬から学んだので、その内容を共有したい。

犬の散歩はSNSみたいにキラキラしてない。しんどいからこそ「振り返る」と笑えてくる

リアルな愛犬との散歩は全然キラキラしていない。どっちかというとイライラすることが多かったりする・・・のはオレだけだろうか?

気になるニオイを見つけては急に引っ張ったり、草むらに入ってでてきたら「引っ付き虫」だらけになって出てきたり、気に食わないネコや犬を見つけた途端に全力で引っ張ってガウガウ吠え出すし・・・オレは「今日の散歩は楽しいな!」なんて思ったことは・・・思い返す限り無い。

オレの愛犬達を思い返してみると、行きたく無い方向にオレが進もうとするとものすごく不満げな顔で全力で拒否するし、上り坂ではオレに引っ張られるように急に遅く歩きだす。ニオイを嗅ぎたいところでオレがリードを引いて「そこは嗅いじゃだめ」というとオレを睨みつけてくる。

はたから見たら、「犬の散歩って大変そうだなー!」と絶対思うと思う。オレもそう思っている。

ただ、他人から見ている大変そうと、実際に愛犬の散歩をしている飼主の大変そうはかなり違うと思う。

何故なら、どんなにイライラ・ムカムカしても思い返すと「ウフフ」と笑ってしまっているから。

きっと愛犬も思い返して「ウフフ」と笑っているとオレは思っている。

なぜなら、愛犬達も散歩の時間には、元気に喜んでオレと散歩に出かけるから。

「飼主と犬」一緒に散歩ができる事を楽しんでいる。実はイライラ・ムカムカはどうでもいいんだ!

飼主と愛犬の関係は、「出来の悪い子供ほどかわいい」みたいな状態になっているのかも知れない。

オレは犬との散歩で「イライラ」「ムカムカ」しない日なんてない。今もそうなんだ。

オレは今年の初め頃に仕事中の怪我で右眼球破裂をして入退院を繰り返していた。入院時に痛烈に感じた事がある。

入院中、朝晩の愛犬の散歩の時間になるとオレは、「今散歩の時間かな?どこ歩いているのかな?うんち出たかな?雨降ってないかな?」と愛犬の散歩の事ばかり考えていた。愛犬を散歩に連れて行けない自分が悔しくて、できる事なら、病院を脱走して愛犬の散歩に行きたかった。あんなに面倒くさくて、「イライラ」「ムカムカ」しながらしていた散歩なのに・・・散歩に行けない状況になって、愛犬と散歩に行けない事が心の底から辛かったのを記憶している。

愛犬が「どの散歩コースが好きで」、「どこの匂いが嗅ぎたがっているのか」、「愛犬と相性の悪い犬がどの犬」で、「公園でお気に入りのぼーっとする場所はあそこ」という事を知り尽くしているオレじゃないとダメなんだー!って気持ちではち切れそうになっていた。(笑)

入院して、強制的に離れ離れになって初めて、オレは本当に世話の焼ける愛犬達の散歩が大・大・大好きだったんだという事に気づいたんだ

「あざと可愛い」愛犬が、時折飼主を見つめてくる!目があって飼主キュンキュン❤️となる

歩いていると、ニコニコ顔でオレを見つめてくる事が頻繁にある。

おそらく「散歩楽しいね!」と言っているのかなと、オレは思っている。

目があったら愛犬の頭を数回なでなでしてやると、愛犬が「ウヒヒヒヒ♪」という顔をして終了。

オレ自身、何のやりとりなのかはよくわからないが、気持ち的には胸が「キュンキュン❤️」しているんだ。

愛犬が何を言っているのか?真相はわからないが、オレは「飼主も楽しいならよかった❣️」と言っていると思っている。

オレ自身、人に対してこんな事をした事ないなって思う。

愛犬達みたいに、目を合わせて「笑顔」でいる事ができていたら、オレの人生に×(バツ)は付かなかったように思う。

愛犬は仲良くなった知り合い(犬と人)を微かに見かけたら、必ず挨拶に行く!

愛犬は、オレなんかよりもはるかに仲良くなった知り合いを大切にする。(ただ知っているだけの知り合いはほぼ無視するところの線引きはしっかりしていて関心する。)

柴犬は社交性が低くて飼主にしか懐かないなんてよくいうが、オレが出会ってきた柴犬はみんな仲の良い知り合いを見かけたら絶対無視しない。人間よりもはるかに律儀で社交的なところがあると思っている。特に、オレが社交性が低いオタクだからなのかも知れないけど。

愛犬のおかげで、1回会って話して仲良くなった犬友を見かけると愛犬がグイグイ引っ張って挨拶に行くから、誰とも会話なんてしないオレに犬友がたくさんできたんだ。

恥ずかしながらオレは、愛犬から挨拶の仕方を学んだんだ(笑)。

公園に行くとお気に入りの場所(数箇所ある)でぼーーーっとする!

オレは犬を飼っていなければ絶対にやっていなかった事がある。それは、毎日公園でぼーーーと、愛犬を撫でながら過ごすという事。

犬はニヤニヤしながらぼーーーとしているが、オレは公園を過ぎ去っていく人を見たり、風を感じたり、季節を感じたりしている。

おれの趣味はキャンプなんだけど、実は犬と公園で「ぼーーー」っとするのが性に合いすぎて、もっとたくさん「ぼーーー」っとしたくてキャンプを始めたんだ。

犬と一緒にぼーーーっとしていると、自分の人生の時間を感じるというか、生きている実感があるというか、過去がどうでもよくなって未来に希望が持てるようになるというか、悩んでいる事が本当にどうでもよくなるというか、オレの心にプラスしかない時間になるんだ。

オレは極度の寂しがりやなので、1人でぼーーーっとしていてはこうはならないと思う。愛犬が隣にいてくれて初めてぼーーーっとできる。

キャンプに行って、ビールを飲みながら、焚き火を白柴と赤柴とみんなでぼーーーっと眺める時間はオレにとっての至福の時間なんだ‼️

まとめ

愛犬との散歩でオレのような事を感じた事がある人は、きっとたくさんいると思う。

ちょっと切ない話なんだけど、オレが感じたような事を、言語化して思い返して、犬との散歩って素敵だなって思えるようになるのが、ほとんどの場合が、最初の愛犬を失ってからのことが多いと、オレの経験則では感じているんだ。飼主としてはそれでもいいんだけど、犬としては切ないよね。

散歩の時間って愛犬との大切な時間じゃん。愛犬は退屈な家から飛び出して、遊園地に向かうように家を飛び出すわけじゃん。

愛犬は自分が楽しいなら飼主もきっと楽しいって思っちゃう生き物なんだ。

そこで飼主が楽しそうにしていなかったり、スマホばかり見ていたりして、自分との大切な時間を過ごしてくれていないと思ったらがっかりするに決まってるよね。

愛犬は、自分が楽しかったら飼主にも楽しくなってほしい。

もし、飼主が楽しくしてなかったら、愛犬は飼主も楽しくなるような「生きる事が楽しくなるヒント💡」を一生懸命伝えようとしてくるんだ。

愛犬からのメッセージはスマホにあるどんな情報よりも美しく大切な情報なんだ。

だから、散歩中右は愛犬の顔を必ず見てほしいんだ。

その愛犬からの「生きる事が楽しくなるヒント💡」をしっかりと受け取って、愛犬との散歩時間を楽しんでほしい。

 

白柴と赤柴の日常

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