今年で9年がたったガソリン車のシエンタちゃんのユーザー車検

新車で買ったマイカー、平成28年式(2016年式)のシエンタ。
「まだ最近買ったばかりの気がするなあ」と思っていたのに、気づけばもう9年が経過。月日の流れって、本当にあっという間。
そして今年も車検の時期がやってきた。
オレはこのシエンタを買ってから ずっとユーザー車検 を続けている。
なぜかというと――
- ディーラーやカー用品店にお願いすると高すぎる(涙)
- 知識ゼロでもネットでググりながらカンタンにできる
- 陸運局はユーザー車検の人ににめちゃくちゃ優しくて親切に教えてくれる
から。
結論からいうと、今回の車検費用は 45,750円。
ディーラー車検に比べて 2〜7万円の節約 に成功した。
ユーザー車検の流れ(初心者向けに解説)

「ユーザー車検って難しそう…」と思う人もいると思う。
でも実際はめちゃくちゃシンプル。
- 予約:「自動車検査インターネット予約システム」でネット予約
- 書類準備:陸運局で用紙記入、自賠責更新、重量税+検査費(印紙代)支払い
- 受付提出:窓口で書類をチェックしてもらう
- 外観検査:ライト・ウインカー・バックランプ・ナンバー灯・タイヤ・ホーンを確認
- 検査コース:ブレーキ、駐車ブレーキ、ヘッドライト光軸、排気ガス、下回り点検
- 結果:合格なら新しい車検証をもらって終了
- 不合格の場合:陸運局周辺の「テスター屋」で調整して、再検査(当日3回まで可)
これだけ。書類を書いて、検査を受けるだけ。思っているよりもずっとラクなんだ。
もしも不合格箇所が出るかも?と不安な人は、事前にテスター屋(陸運局周辺にある車検に通るように調整をしてくれる民間工場の事)で予備検査をしておくと安心かも。オレは基本的に無駄になる可能性のお金は払いたくないから、ダメだった場合にテスター屋で調整整備をしてもらって時間を無駄にするタイプ。オレの知り合いのほとんどは事前にテスター屋で予備検査をしてもらう人が多いかな。
実際にかかった費用(9年落ちシエンタの場合)

- 自賠責保険:17,650円
- 重量税:24,600円
- 検査費:1,700円
- 光軸調整費(テスター屋):1,800円
合計:45,750円
ディーラーでお願いすれば10万〜15万円は覚悟しなきゃいけないところ。
今回も約5万円ほどの節約効果が出た。
3時間で5万円節約って、時給にすると 1時間あたり約16,000円。
ユーザー車検、これほどコスパのいい節約はなかなかないと思う。
ユーザー車検の注意点(整備は別物)

ここで一つ大事なこと。
車検はあくまで 「他人に迷惑をかけない最低限の安全性チェック」。
つまり――
- 灯火類(ライトやウインカー)
- ブレーキの効き
- 排ガスの基準値
こういった部分はしっかり見られるんだけど、
- エンジンやミッションの状態
- オイル類の交換
- サスペンションの消耗
まではチェックされ無いんだ。
だから「車検に通った=整備万全」ではないんだ。
ここを勘違いすると危険。
オレ自身、事前にブレーキ周りは必ず確認して必要があれば整備交換を修理工場に依頼する。
- ブレーキペダルを踏んで床まで沈むなら → ブレーキオイル交換
- 駐車ブレーキをかけてDレンジで車が動くなら → 調整必須
- ブレーキがキーキー鳴るなら → 早めに点検
最低限これをやっておけば安心して車検に挑める。
排気ガスとブレーキ以外で不合格が出ても、その時はテスター屋が助けてくれる。
ユーザー車検は「金のなる木」

車検の時期になると、ディーラーやカー用品店から「車検の予約どうですか?」と電話がかかってくると思う。
なぜかというと――
車検って業者からしたら「めちゃくちゃ美味しい商売」だから。
- 最近の車は5年以内ならほぼ整備なしで通る
- 書類書いてコースに通すだけで、2〜3万円の利益が出る
- 不合格でも整備で追加利益
ユーザー車検をやってみると「なるほど、これだけの手間で2〜3万円の利益が出るからあんなに勧誘が来るのか」とわかると思う。
それがわかれば、みすみす業者にお金を渡すようなものという事がわかって、ユーザー車検一択になるはず。
初心者でも大丈夫!余裕を持って挑戦しよう

今は 車検満了日の2ヶ月前から受けられる ので、時間的にかなり余裕がある。
- 朝一で予約しておく
- 不安ならテスター屋で先に光軸や排ガスを調整
- 不合格でも再検査は当日3回まで
- 2ヶ月前に受けておけば、当日ダメでも、余裕を持って再検査に臨める
こうすれば初心者でも怖くない。
まとめ:車に乗るなら一度は経験すべき

- 書類と簡単な準備でできる
- 陸運局はユーザーに優しい
- 3時間で数万円の節約
- 車の知識も自然と身につく
正直、車を持っている人にとって ユーザー車検は最強の節約術 。
業者に任せて「高いなあ…」と思いながらお金を払うよりも、
一度ユーザー車検を経験してしまえば「なんだ、こんなものか」と思えるはず。
車ってお金がかかるイメージが強いけど、工夫次第でガッツリ節約できる。
その節約分を投資や趣味に回せるとしたら――やらない手はない。