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飼主の日記

離婚して5年。アラフォーでの離婚は想像以上にしんどかった。白柴とオレの人生の再出発!

結婚をした35%が離婚する時代

オレは白柴をお迎えする直前、41歳の3月に離婚した。

当時は、「まさかオレが離婚するなんて・・・」と真剣に悩んでいたが、世間を見渡してみると、けっこう離婚している人がいてビックリした記憶がある。

離婚は想像以上にしんどかった。オレがまったく再婚が出来ない問題は置いておいて、もし2度目の離婚をしたらストレス死しかねないと思う程にしんどかった。

離婚理由は相手がいる事なので差し控えさせていただくが、オレの浮気や金遣いは一切関係がない理由。

結果としては、本当に離婚して良かったと今は思えるが、当時はあまりのしんどさに本当に離婚して良かったのか?がわからなくなり苦しんでいた。

ただ、「人間は忘れる生き物」と言うのは本当で、結婚していたことすら最近は忘れてしまっている。

本当に全部忘れてしまう前に、人生最大級にしんどかったオレの離婚を記録しておきたい。

ほぼ、参考にはならないとは思うが、良かったら読んでいって欲しい。

ちなみに、心理学的には人生のツラい出来事ランキング第2位の出来事らしい。

心理学的ストレスランキング

「社会的再適応評価尺度(SRRS)」

アメリカの精神科医 ホームズ(Holmes)とレイ(Rahe) が1967年に発表した
「社会的再適応評価尺度(Social Readjustment Rating Scale:SRRS)」 という研究が元。

  • 人生の出来事ごとに「再適応に必要な心理的負荷」を点数化
  • その合計が高いほど、健康を崩すリスクが高まるとされました
  1. 配偶者の死 … 100点(人生最大級のストレス)
  2. 離婚 … 73点(2番目に大きいストレス要因)
  3. 夫婦別居 … 65点
  4. 拘禁(刑務所など)… 63点
  5. 家族の死(配偶者以外)… 63点
  6. 自分のケガや病気 … 53点
  7. 結婚 … 50点
  8. 失業 … 47点
  9. 夫婦の和解 … 45点
  10. 退職 … 45点

ランキングの3位の夫婦別居が3位というのも頷ける。

オレは離婚前には前妻に夜逃げされ、別居期間が8ヶ月あったが、確かに相当なストレスを感じた。

 ストレスの影響

  • 精神面:不安、抑うつ、孤独感、自責感
  • 身体面:不眠、食欲不振/過食、免疫力低下、疲労感
  • 社会面:経済的プレッシャー、人間関係の変化(親族・友人関係)、子どもがいる場合は親子関係の再調整

上記のストレスの影響では、過食と子供がいなかった以外全て当てはまっていた

この強烈なストレス下で重度のうつ病になりコミュニケーションを人と取る事が困難になりほぼ全ての友達との縁が切れてしまった。

この影響で、現在は完全孤独なアラフィフ独身一人暮らしを満喫している。

離婚を経験してしんどかった事を分析してみた

離婚でしんどかった事を自己分析してみた結果、以下の三つがしんどかった事がわかった。妻と犬がいなくなった事が同時に起きたので実際には2つかもしれない。

全体を100%として割合を考察してみた。

しんどかった割合:40%・・・・・前妻がいなくなった事
当時を振り返ると、喧嘩が多かった夫婦で、お互いに疲弊しきっていた。前妻が夜逃げのように家を出て行った瞬間は心の底からホッとしたのを覚えている。
喧嘩ばかりではあったが、夫婦2人で10年近く支え合ってきた家族として、人間的にはとても信頼していたので、急にいなくなってしまった事で大きな喪失感を感じた。

しんどかった割合:30%・・・・・夫婦で飼っていた柴犬2匹を夜逃げの際に連れて行かれてしまった事
オレは日勤夜勤を繰り返す仕事だったので、前妻との時間よりも当時買っていた2匹の柴犬との時間の方が長かったということもあって、急にいなくなってしまったことで強烈な喪失感を感じた。起きた時、散歩の時、帰ってきた時、寝る時。いつも一緒にいてくれて、いつも笑顔をくれていた。当時の愛犬には今でもすごく会いたいと思う。

しんどかった割合:30%・・・・・財産分与・婚姻費用(別居費用)の捻出
現実的にも精神的にもしんどかった。将来を見据えて貯金していたお金や住宅ローンなどギリギリでやっていた。そんな家計状況でも、未来に支払いの予定があったとしても財産分与婚姻費用は別居がスタートした時の財産・収入から計算をするようで、全く情け容赦なかった。経済的に人生が終わる時ってこんな時なんだと震え上がった。離婚が成立したときには、すっかんピンの状態だった。
婚姻費用は、家計の支払いで余裕がなくても必ず支払わないと法律的に財産の差し押さえをされてしまうというプレッシャーが精神的にとんでもないパンチ力を発揮していた。

離婚を決めた女は他人以上に怖かった

女性は喧嘩ばかりしていても、それでも一緒にいるうちは優しさがあるって事を世の男性に伝えたい。

若い頃は女性と付き合っていても、嫌いになれば「さよなら」でほぼ終了してその後基本的には会うことはない。だが離婚は「さよなら」を決めてから長い話し合いをしなくてはいけないケースがあったりする。オレはそのケース。

オレの場合は別居してから離婚するまで会わずに離婚が成立した。だから、離婚条件のやり取りは電話でしていたんだ。話し合いは一発で終わるものではなくて、前妻の要求と、こちら側の要求を話し合いで可能な点で合意していく作業をするからけっこう長丁場になる。

この離婚条件を話し合う時の電話越しの相手はオレの知っている前妻では無かった。声が他人に聞こえるほど。この電話の相手は本当に「自分の妻なのか?」というくらいマジで本当にわからなかったし、今でも本人だったかわからないくらい冷酷で冷徹に聞こえていた。

感情がなくなり、やや嫌悪感を出している女性が、自分が結婚した女性と同一人物だというのが、気持ちの上で全く理解できなかった。

噂では聞いていたが、これが女性の怖いところなんだなとしみじみ感じた。

離婚後困ったことは?

負け惜しみではなくて、前妻と前妻と育てていた柴犬2匹がいないこと以外は、ほとんど変化がなかった。

正確には、料理と掃除と洗濯はしなくてはいけなくなったが、狭い家の掃除と自分1人分の料理と洗濯程度はあまり負担にはならなかった。

離婚して生活がままならなくなるという話はよく聞くが、オレの場合は全くそれはなかった。

ただ、近所の人とすれ違うたびに、「奥さん最近見ないけどどうしたの?」と聞かれるたびに、「実は離婚したんです。」というのがツラかったくらいかな。

あと、離婚して5年経つが、いまだに離婚した事を言えずにいる人がりるんだな・・・。

白柴と出会って気持ちよく人生再出発したかったけども

離婚時期に患ったうつ病が思うようによくならず、離婚してから2年くらいは「半引きこもり」の生活をしていた。

その間、オレから一切離れずに、わがままも言わずにじっとそばにいてくれたのが白柴。

仔犬で遊びたい盛りだったのに・・・。しっかりと遊んでやることも出来なかった事を後悔している。

これから、オレの人生のどん底から一緒に歩いてきてくれた白柴にたくさん恩返しをしていきたい。

 

 

白柴と赤柴の日常

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