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貧乏人ほど必要?ペット保険に入っているリアルな理由と補償の落とし穴

オレがペット保険に入っている理由

結論:ペット保険はほとんどの人にとって元が取れない保険だというのがオレの考え。

そんなオレがペット保険に入っている理由はたった一つ。貧乏でお金がないからなんだ。

何言ってんだ?って思われるかもしれないけど、これが非常に大事な理由なんだ。

はっきり言って、小さな怪我やちょっとした病気くらいならペット保険なんて必要ない。

ペット保険が本当に必要になるのは、一生涯続くような慢性疾患を患った時

例えば、皮膚病・心臓病・腎不全・糖尿病・椎間板ヘルニア・関節疾患など

お金が支払えない理由で愛犬の苦しみを和らげてあげられなかったり、愛犬の命を諦めるなんて事は現実では普通にありうる。

少しでも愛犬の治療費を支払えない可能性を削る手段として、オレはペット保険に入っているんだ。

ペット保険で元を取るという考え方はナンセンス

ペット保険に加入している人は心優しき愛犬家ばかりだと思う。おれもその1人。

ペット保険は愛犬の病気や怪我の治療にしか使えない。すなわち、愛犬が苦しんでいる時にしか力を発揮しない保険なんだ。

心優しき愛犬家にとって、愛犬が苦しむ姿を見るくらいなら、ペット保険の保険料などチリと消えた方がマジでまし。

ペット保険は元がとれるかどうかという視点で考えると入らない方がいい。なぜなら、保険とは全員が元がとれる設計では作られていないから。

ペット保険で対象外になるケース

※内容は2025年8月現在、主要保険会社の約款を参考に執筆

ペット保険では病気や怪我の全てに対応するわけではない。

ペット保険加入前に発症した病気や怪我、保険加入後でも、保険待機期間内(30日が一般的)に発症した病気は保険適用対象外。

愛犬が病気も怪我もしてないうちにがペット保険へはいる絶好のチャンスだと言える。

最初から保険適用対象外の病気や怪我もある

詳しくはペット保険各社の約款などで確認して欲しいところではあるんだけど、ほとんどのペット保険では、

  • ワクチン等の予防接種により予防できる病気
  • 自然災害による怪我
  • 飼主の故意や重大な過失が原因で怪我をした場合

は保険適用の対象外となる事がほとんど。

特に注意が必要なのが、ワクチンで予防できるでしょ!って事で除外になっている事が多い「犬レプトスピラウイルス感染症」は、実際にワクチンで予防できるのかは疑問のおおい感染症なんだ。レプトスピラウイルスはウイルスの型が多くワクチンで対応しきれないって説がある。ワクチンを接種していても感染した場合は保険適応にして欲しい。

「飼主の故意や重大な過失が原因で怪我をした場合」については、解釈の仕方によっては多岐にわたる可能性がある。

  • 放し飼いをしていて車やバイクと衝突してしまった場合や
  • 家のエアコンをつけ忘れて愛犬が熱中症になってしまった場合
  • 一緒に寝ていて愛犬を下敷きにしてしまった場合

など解釈の仕方によっては保険適用対象外になることも考えられるので、加入する保険会社に質問することをお勧めする。

慢性疾患の補償を打切りするペット保険もあるので要注意

慢性疾患に対して保険の補償の打ち切りをする事があるのか?無いのか?をペット保険に確認して欲しい。

慢性疾患の補償を打ち切られたら、オレみたいにお金が無い人にとってペット保険の意味はほとんど無くなってしまう。

慢性疾患に対しても絶対に保険の打ち切りをしないペット保険を選ぶ事が、おれは非常に重要だと思う。

ペット保険は「保険料」・「治療費の負担割合」、そして「1年の最大補償額」をチェック!

ペット保険は、一回あたりの治療費の補償割合(50%、70%が多いかな)と1年間の最大補償額は絶対に確認して欲しい。

この2項目に対して保険料が安いのか高いのかを検討することをお勧めする。

ここは個人の経済的な状況によって様々になるが、オレは1年間の最大補償額が100万円以上がペット保険を選ぶ際の基準。

現実問題、オレは1年間でこれ以上の治療費が継続的に何年も必要になった場合、愛犬のことを諦めなくてはいけない状況にドンドン近づいて行く。

自己負担額+ペット保険の年最大補償額=150万円がオレの経済的限界なんだ。

人にもよるが、普通の経済レベルの人ならば、愛犬の治療費が長期に渡った場合の自分の経済的限界をシュミレーションして、経済的限界を迎えないように対策を必死に立てて欲しい。

ペット保険はこの極限状態の経済的限界を迎えるリスクを回避するためだけに存在している保険だと思っている。

だから、オレは本気で、貧乏人が犬を飼うならペット保険は絶対に入っておいた方がいいと思っている。

窓口清算は便利だが、郵送での清算も言うほど手間ではない

窓口清算が便利だから!とはよく聞く。実際、非常に便利だが、窓口清算はペット保険を選ぶ決め手にはしてはいけない。

まとめ

ペット保険に入らなくても問題が生じないのは、

愛犬の治療費レベルの負担で経済的限界を迎えることのないお金持ちの人、

もしくは愛犬の命を簡単に見捨てることのできる人だけだと思っている。

オレは犬を飼う以上、愛犬が病気になった時にはきちんとできる限りの面倒を見てあげたい。

ただ、オレは経済事情で愛犬のことを諦めなくてはいけない時がくる可能性はある。

オレだけではなく、世間一般的に普通に起こりうることだと思う。

もしそうなった時に、ペット保険に入っていればそんな事態が回避できたかも、入っていればよかったと思う人はペット保険に入るべき。

愛犬の命を諦めなくてはいけない未来を、愛犬を救える未来に変えられる可能性にペット保険料を支払って欲しい。

 

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