オレは2025年の1月末から右眼球破裂の治療のため現在(9月10日)まで、ほぼ自宅で療養を続けていて、身だしなみを気をつけることをすっかり忘れてしまっている。
だらけにだらけまくった生活を毎日しているオレは、鏡に映る自分を見ては「汚いな、完全にオッサン化してるな・・・」と毎回思い、「まぁ、いいか!」とほったらかしにしてきた。
が、そろそろ社会復帰のタイミングも近づいてきた事だし、再び社会人として必要な身だしなみを整えられるように意識改革をしなくては思い、いろいろ調べて考えてみた。
身だしなみとは?と考えている方や、清潔感に危機感を感じている方は参考にしてください。
第一印象は0.3秒で決まる!
人は 0.1〜0.3秒 で相手の「信頼できそうか」「好感が持てるか」を直感的に判断しているとされているんだ。つまり「言葉を交わす前」にほぼ見た目で決まっている。
第1印象の情報のうち、視覚(身だしなみ・表情)が約55%、声や話し方が約38%、話す内容が約7%の割合でどんな人かを判断しているんだ。これは「メラビアンの法則」と呼ばれるもので、非常に有名。
(ただしこれは誤解されやすく「曖昧な状況での印象形成」に限定されるけど、方向性としては“見た目が大きい”のは確か。)
簡潔にいうとパッとみた感じ清潔感があるかどうかって事なんだ。
清潔そうな見た目に、元気そうな表情と声でいれば、多くの人が良い第1印象を持ってくれるというわけ。
逆に清潔感がなさそうな見た目の人は敬遠されてしまう可能性が高くなって損する事になる。
人間は不潔を本能で避ける
人は清潔感のない人を、精神的にも物理的にもシャットアウトしてしまう生き物だ。
なぜなら、不潔さはDNAレベルで「危険」とインプットされているから。
もしもあなたが初対面の相手に「清潔感がない」と思われてしまったら、
あなたがどんなに優しくて、ユニークで、有能な人間だったとしても、
中身を知ってもらうためのハードルは一気に上がってしまう。
人間がDNAレベルでどれくらい不潔を嫌うのかまとめてみた
人がDNAレベルで不潔を嫌う理由を簡単にまとめてみた。
- 生存本能としての「不潔=危険」
人類の歴史では、不潔=病原菌・寄生虫・腐敗 → 命に関わる危険だった。そのため「汚いものを避ける本能」がDNAに組み込まれている。 - 進化心理学でいう「病原体回避システム」
不潔さを感じると「嫌悪感」が生まれる。これは理性の判断ではなく、免疫システムの延長で本能的に発生してしまうんだ。だからこそ、髪のベタつき・服の汚れ・口臭などは無意識に「不快」「避けたい」と処理される。 - 清潔=安心・信頼のシグナル
清潔な人は「病気を持っていない」「健康的」というサインになる。結果、仲間に受け入れられやすく、恋愛・社会生活でも有利になる。
この病原体回避システムは現代人の脳でもしっかりと動作している
アンケート結果で見る清潔感の重要性
アンケート結果でも清潔感は非常に重要だということがわかる。
清潔感を出せないと足切りをされ、清潔感を出せれば人間関係のスタートを切る権利を与えられるんだ。
第一印象・清潔感に関する調査結果
調査内容 |
結果 |
出典・概要 |
---|---|---|
初対面の印象で最も大切なもの |
清潔感:91%(男女ともにダントツ1位) |
マイナビウーマン調査(20〜40代女性) |
恋人・結婚相手に求める条件 |
性格よりも清潔感:78% |
婚活サービス調査 |
面接官が重視する第一印象 |
清潔感:85%・礼儀作法:79%・話し方:55% |
dodaキャリア調査(人事担当500人) |
「この人ちょっと無理」と思った瞬間 |
不潔感(髪・服・爪など):68% |
リクナビNEXT調査 |
アラフィフ男子は特に鼻毛は要注意
アラフィフ男子のオレが最も注意しなければならないのが鼻毛。
若い頃は鼻毛が鼻から飛び出るなんてことは無かったのに、40歳をすぎた頃から少し油断すると鼻から鼻毛がこんにちはしているんだ。
オレだけか?と思い調べてみると、どうやらオレだけでは無かったようだ。「歳をとると鼻毛が伸びやすくなる」のは 体毛の加齢変化(毛周期+ホルモン+防御機能) の影響で、実際に多くの人が体験する現象らしい。
社会が鼻毛が出ている人にどれだけ厳しい評価をしているのかをまとめたデーターがあったので是非みて気持ちを引き締めてほしい。
鼻毛に関するアンケート結果まとめ
初対面で清潔感がないと感じるポイント |
鼻毛が出ている:82.4%(男性・女性ともに上位) |
マンダム調査(2019年・20〜40代男女) |
恋人・配偶者に指摘したい清潔感の欠如 |
鼻毛が出ている:女性の72%、男性の65%が「すぐに注意したい」 |
オーラルケア企業調査 |
職場で「清潔感がない」と思う同僚の特徴 |
鼻毛が出ている:68.5%で1位 |
ビジネスマナー調査(転職サービス系) |
デートで幻滅する男性の身だしなみ |
鼻毛:67%(服のシワや体臭を上回る) |
婚活サービス調査(女性500人) |
鼻毛は出している本人はめちゃくちゃ恥ずかしいし、見てしまった人には不快感を与えてしまう危険なしろものなんだ。
鼻毛は不潔感のラスボス的存在なんだ。
このラスボスを倒すためのアイテムの鼻毛カッターが重要になってくる。
オレは鼻毛カッターをいろいろ使ってきた。結果、パナソニックの鼻毛カッターが非常に使いやすく価格もお手頃なので2つ購入し洗面所とカバンに忍ばせている。
清潔感を作り出す7つのポイント(男子向け)
ある婚活サービスのアンケートで清潔感とは?という問いに対して「清潔感=髪・肌・匂い」:約6割、「清潔感=服装」:約2〜3割、「その他(爪・姿勢など)」:1割程度という回答があったという。
清潔感の基本は人間本体という事になる。毎日お風呂に入って、スキンケアや姿勢改善のストレッチをすることが重要なんだ。
つまりは、自分に時間を使える人が清潔感を出せる人とも言えるのかもしれない。
- 髪
薄毛でも坊主や短髪にすると清潔感が出やすい
フケやベタつきを防ぐケアが必須 - 肌
顔のテカリ、乾燥、ヒゲ剃り跡は印象に直結
洗顔・保湿・日焼け止めの3セットで整える - 鼻・耳
鼻毛や耳毛が出ていると一発アウト
エチケットカッター必須 - 口元
歯の黄ばみや口臭は清潔感の敵
歯磨き+フロス+定期的な歯科検診で予防 - 服装
白・ネイビー・グレーなど清潔感のある色を選ぶ
サイズ感があっている服を選ぶ
汚い靴は履くな
シワ・ヨレヨレ・毛玉は即マイナス - 匂い
柔軟剤や香水より「無臭」を意識
タバコ臭・加齢臭対策を忘れずに - 姿勢
姿勢を正すだけでも清潔感が増す
清潔感を手に入れる事で絶対に損が無いのが人間社会
国籍や文化に関係なく「清潔=好印象」という評価は共通している。清潔感は恋愛・就職・日常すべてでプラスに働く。そして清潔感はオレのような凡人でも手に入れやすいんだ。顔立ちやスタイルは努力では変えにくいけど、清潔感は「髪・肌・服・姿勢・匂い」で誰でも整えられる。
日々のメンテナンスが大切にはなってくるが、習慣化できれば、たいしたことはない労力で大きな効果を期待できるんだ。
今のオレは、人生で最低レベルの清潔感かもしれない。
でも逆に言えば、ここから一気に清潔感を取り戻せるチャンス。
身だしなみは才能じゃなくて習慣。だから誰でも整えられる。
40代・50代男子は特に意識して、一緒に「清潔感リスタート」を切っていこう!