結論:ドラム式洗濯機は家族がいるなら「確実にアリ」、一人暮らしで現状不満がなければナシ
昨今、ネット上で時短家電の王様的な扱いでもてはやされているドラム式洗濯機。
「ドラム式洗濯機を購入して人生が変わった!」
「時短効果で人生にゆとりが生まれた!」
「タオルがふわふわ、シャツもシワが気にならない!」
という、とっても気になるおすすめ理由がたくさんあったので、と〜っても気になったので、ドラム式洗濯機を購入しようか本気で悩みまくって、メリットデメリットを比較検討した結果、アラフィフ独身一人暮らしのオレにはメリットはほとんど無いと思ったから購入をしない事に決めた経緯を解説するので、ドラム式洗濯機の購入を検討されてる方は参考にしてください。
ドラム式洗濯機を導入すると生活が変わるポイント
ドラム式洗濯機の本当の強みは「洗濯から乾燥」までを一連の流れで機械的に行えるところなんだ。もしも洗濯機と乾燥機が別の機械だったら洗濯が終わるタイミングを見計らって乾燥機に移し替える手間が発生する。その小さな手間を省略し、洗濯機と乾燥機をガッチャンコさせた商品がドラム式洗濯機の正体なんだ。
- 洗濯機から乾燥機に移す時間が無くなることと、「洗濯物を干す作業」と「洗濯物を取込む作業」が無くなる事で時短という価値が生まれる。
- 洗濯物を干す環境が悪い場合、例えば隣が焼肉屋さんだとか、隣の家の人がタバコをしょっちゅう外で吸うとか、空気汚染が強いエリアだとか、もしくは治安が悪かったり(女性の場合)、外で洗濯物を干す事を避ける事で、環境制約から解放され、洗濯後の快適さを確保できる。
基本的にはこの2つのポイントが乾燥機能の無い縦型洗濯機との違い。
ドラム式洗濯機を選ぶ際には温水が出ることとヒートポンプ式乾燥機であること。
一人暮らしのオレの場合ドラム式洗濯機のメリットがほとんど無い
オレの1日の洗濯物の量が、上下の下着・靴下・タオル2枚・Tシャツ2枚、これに冬ならヒートテック上下、あとはその日その日で+@程度増えるくらい。
つまり、洗濯物を干す・取込む事を削減しても得られる時短は5分程度くらいでメリットが極端に得られにくいくらい洗濯物の量が少ないんだ
欲しいという気持ちを抑えてみて考えると、オレの風呂についている浴室乾燥や近所のコインランドリーの乾燥機で十分対応できちゃえる。
この少ないメリットのために高すぎる本体価格(20〜30万円)をしはる事が、果たして正しいのか?さらにドラム式洗濯機は縦型洗濯機より故障リスクが高く・修理費用が高額になりやすいらしいし、乾燥機能の電気代は気にならないとはいえ一回当たり50円程度、月で言えば1500円程度かかる。
結論、ドラム式洗濯機を購入する事で得られる時短自体が「断片的な時短」でしかなく大きな連続時間の節約ができるわけでは無い事、導入コスト・修理コスト・運用コストが高すぎる事を考えると節約家のオレが購入に踏み切るのは無理となった。
「家族がいる家庭では確実にアリ」な理由
家族がいる家庭にとってメリットが大きい理由は、 子供がいると、服・タオル・寝具など毎日大量に発生し「洗濯物の量が多い」ため、「干す・取り込む」だけですぐに30分仕事になる。つまり、まとめて自動で洗濯から乾燥まで出来る時短メリットは絶大になる。
洗濯物が多い家庭では、毎日の洗濯は欠かすことの出来ない家事。ドラム式洗濯機を購入する事で、外干しが難しい梅雨・花粉・黄砂・PM2.5の季節も関係なく洗濯乾燥ができる。大量の洗濯を室内干しすればいいじゃ無いと考えたけど、部屋が狭くなるし、カビや臭いの原因にもなる。ドラム式洗濯機はこの問題を丸ごと解決できる。
また共働きの夫婦にとって生活リズムの自由度が格段に上がる。夜にしか洗濯できない家庭でも「夜洗って朝には乾いている」状態が作れる。また、子供の保育園や学校行事に合わせて「すぐ洗って乾かす」が可能になる。
洗濯物の量と頻度が高ければ高いほど、乾燥機能が付いている事で洗濯物を干す際の環境要因からの自由と時短効果でQOLが上昇するっていう仕組みは理解できる。
一人暮らし対家族では「5分の時短」 vs 「30分の時短」という明確なメリット差が生まれるんだ。
オレの将来の再検討ポイント
今のオレは労災の休業療養中ということもあって時間はある方だからドラム式洗濯機の購入を一旦やめたけど、将来的には購入するかもしれないなと思っている。
というのも、オレの勤める運送会社は24時間365日会社は動き続けているわけで、日勤夜勤の繰り返しの不規則勤務の仕事になる可能性があるんだ。
夜勤が終わって家で洗濯機を回して、飯食って、風呂入って、洗濯を干して寝るという事が、夜勤経験者にならどんなに苦行かわかっていただけると思う。洗濯が終わるのを待っていて寝てしまって気づいたら干す時間がないなんて事はザラにある事なんだ。
ドラム式洗濯機に洗濯物を放り込んで後はゆっくり眠れる。というメリットはアラフィフのオレにとっては高いお金を支払ってでも得たい価値なんだ。
だから、不規則勤務になった場合は、オレもドラム式洗濯機の購入をすると思う。
オレがドラム式洗濯機を購入する際のポイント
- 新品は買わない。→単純に高いのにリセールはクソ。買った瞬間に半額になってしまう。
- 本体価格20〜30万円 vs 中古7万円 中古のドラム式洗濯機をヤマダ電機で24ヶ月補償付きのパナソニックのドラム式洗濯機を買う
- 新品の1/3以下の価格の中古品を買う事で、24ヶ月補償を繰り返す事で新品よりも高額になる事を防ぐ。ここで故障率が高くて懲りれば縦型洗濯機に戻すだけ。
- 温水が出てヒートポンプ式乾燥機
オレは衣類以外は中古でも気にならない。最近はヤマダ電機で補償付き大型中古家電が売られていて、価格もリーズナブル。今までは新品一択だったけど、製品自体の進化がほぼ終了した冷蔵庫・テレビ・洗濯機に関しては今後は中古品を選択して、より一層の節約をしてS&P500に投資していきたいと思う。