46歳、労災による眼球破裂で視力を失い、大型トレーラー運転手の職を失う

47歳になった今、46歳という歳のオレは、工場での作業中の労災での眼球破裂による視力低下で、オレの人生の全てと言っても過言ではない大型トレーラーの運転手の職を失なった歳だったと言える。
オレの人生史上で最も大きなターニングポイントであることは間違いない。
大型トラックの運転に必要な視力は両眼で0.8以上、片眼で0.5以上という運転免許制度上の決まりがある。
今のオレは、左目が矯正視力で1.5、右目が矯正視力で0.4。

角膜が奇跡的に回復すれば矯正視力が出てくるらしいが、あくまでも奇跡的。
医者からは「期待しないでね!」と言われているので、期待しないでいる。
現状の右目の見え方は、角膜が凸凹になりすぎて1つのものが3つに見えてしまう状態で大型トレーラーの運転には使い物にならない状態なんだ。
この年まで、大型トレーラーの運転手として誇りを持って生きてきた。
大型トレーラー以外の生き方をオレは全く知らない。が、もう大型トレーラーに乗ることは、奇跡的な回復がなければ出来ない。
オレにとって47歳は、人生を大きく転換しなくてはいけない歳なんだ。
愛犬2匹に支えられながら、愛犬の為に生き残りを賭けた戦いが始める

労災での事故だったから、法律で会社は復職後1ヶ月までは解雇が出来ないんだ。
つまり、会社は運転手として復帰ができないオレが働ける環境を作るために配置転換等をして、おれの雇用をしなくてはいけないということらしい。ただし、復帰後1ヶ月以降は法律で雇用が保証されていないんだ。
現時点では、会社からは配置転換でオレに与えられる仕事は事務職だろうという話をされたが確定ではない。
目の治療が終わってから決定するらしいが、次期に治療が終わるタイミングで何も決定していないという点が妙に怪しくて怖い。
事務職になったとしても、そもそもオレには事務員的スキルは一切何もない。トラックが転がせない元トラックの運転手は、ただの社会のゴミ同然の存在。
オレの勤める会社は中小企業というよりも小企業。使えない社員が肩叩きされ会社を去っていった場面を嫌というほど見てきた。
47歳にして、すでに事務として働いている方々よりも仕事で負けないように。意欲で劣らないように。今はダメでも近い将来に期待できると思ってもらえるように。会社での生き残りをかけた戦いをしなくてはいけなくなった。
もし、負けられない戦いに負けてしまったら・・・

どんなに頑張っても、小企業の運送会社では力不足で会社から肩を叩かれてしまうことはあり得る話。
47歳の何もできないおじさんが社会に放り投げられたら・・・再就職は基本的には無理。
普通の流れでいけば、雇用保険の受給期間の間に必死で仕事を探しても見つからず、アルバイトをしながら日々を食いつないで、貯金は切り崩し、住宅ローンが払えなくなり住宅売却し、お金が無いから高齢になっても働き続けるというパターンになると思っている。
ただし、普通でないパターンでなら起死回生の可能性はあると思っている。
それがブログとYouTubeとインデックス投資とボランティアなんだ。
- 今は誰も読んでいないクソ記事を日々量産しているだけなんだけど、日々記事を書く事、日々ブログの記事の質を上げる意識を持つ事、誰かの役に立つような記事を書き続ける事、を絶対に諦めない誓いを立てて続ける事で、いつか収益化できると信じて行動をする。
- 動画編集の勉強をして、一人でもクスッと笑わせられるような、一人でも元気付けられるような、少しでも人生の知恵を伝えられるような動画を制作してYouTubeにアップし続け、絶対に諦めずに続ける。
- わずかな金額でも節約して、インデックス投資に回す
- ボランティアに参加して人が喜ぶという事を体験する
上記の4つを決して諦めない心で続ける事でオレはチャンスときっかけが見つかると信じて行動をしていくつもり。
基本的には、人に笑われるだけだけど、幸いオレは孤独おじさんだから、外野の声は全く入ってこない。
「例えカメの歩みと笑われようとも。その一歩を歩む事を諦めない人間は何よりも強い。目の前の一歩に全力を出せるカメのような心が人を変えるんですよ。信じた道を進み続けて下さいね。」という素敵な言葉を、眼球破裂をしたオレと行き違いで退職した50歳年上の大先輩から頂いた。
オレは絶対に諦めない。目の前の一歩に集中して進み続けるカメになる。
それでも愛犬と一緒にいられるオレは幸せ

愛犬家ならば理解してくれると思うんだが、どんなに窮地に陥っても、どんなに経済的に困窮してても、愛犬は笑顔でオレの顔を覗きにきてくれるんだ。
オレが眼球破裂で人生詰んで終わったと思って沈んでいる時でも、2匹の愛犬がオレの隣にピッタリくっついてくれた。
そんな時、オレが目を向けるとすぐに「エヘヘへ❣️」という顔でオレを見つめてくれるんだ。
余計な雑念は一切なしに、心の底から純粋に元気になって欲しいという気持ちだけを愛犬からオレに向けられると、自然と涙と元気が湧いて出てくるんだ。
オレは愛犬の飼主。どんな逆境でも苦境でも、愛犬たちと全てを笑い飛ばしていく事ができる。
そんな愛犬と一緒にいられるオレは、誇りに思っていた仕事を失っても、例え無職になっても、絶対に世界一の幸せ者なんだ。
オレと愛犬2匹と全てを笑い飛ばして生きていってやるぜ〜!